「第4回 IoT/M2M展」フォトレポート~“紙の操作”をインターネット経由で一元管理する理由

IoT/M2M展2015年5月13日(水)から15日(金)の3日間にわたり、東京ビッグサイト(東京都・江東区)で「第4回 IoT/M2M展」が開催されました。IoTとは「モノのインターネット(Internet of Things)」を指す言葉。その中でも、複合機による“紙の操作”ログをインターネット経由で一元的に管理する技術に注目。IoTの考え方が、紙経由での情報漏えい対策にどう活かされるのか、その展示の模様とともに紹介します。

IoTと“紙”からの情報漏えい対策の関係とは?

昨今、注目を集めている「IoT(Internet of Things:モノのインターネット)」。PC等以外にも、あらゆるモノや機械などをインターネットに接続することで、人々の生活を豊かにしたり、業務の効率化につなげたりできるようになるとして、多くの企業が取り組んでいます。

代表的な例としては、工場機械の消耗しやすい部品にセンサーを取り付けて、その消耗具合をインターネット経由で把握し、故障などが起きる前に部品を取り換える…というように役立てられています。このような機械同士の通信をM2M(Machine to Machine)と呼ぶ場合もあります。

これまでも本コラムでは、紙経由の情報漏えいについて取り上げてきましたが、このIoTとはどのような関係があるのでしょうか?

未だ情報漏えい経路として最も多いのは「紙媒体」。紙という形で情報漏えいする時に、オフィスの複合機はその有力な経路の1つとなると考えられます。つまり、コピー、プリント、スキャン、ファックス…という操作が行われると考えられるのです。そこで、こうした複合機の操作ログを取得し、一元的に管理することが情報漏えい対策につながるというわけです。では、その展示を見ていきましょう。コピーログ、プリントログ、ファックスログ、スキャンログを一元管理

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 実機体験レポート… 紙のログ管理を試しました

「IoT/M2M展」の会場を入場するとすぐに目に入るのがインテル社のブース。その一角を見てみるとカード認証機能がついた複合機、PC、ディスプレイ、“黒い箱”が設置されています。

IoT/M2M展 NUC M’s eye

ここで展示されているのは、「紙の操作ログをインターネット経由で一元管理する」という仕組みです。パネルを見ると「複合機ログを活用したIoT/M2M実現へ。マルチメーカー対応のログ収集・分析サービス」とあります。複合機ログを活用したIoT/M2M実現へ。マルチメーカー対応のログ収集・分析サービス

つまり、企業内のあらゆる複合機の、コピー、プリント、スキャン、ファックスといった操作のログを収集し、一元的に収集し管理・分析できるというわけです。このサービスを実機体験してみました。まず、設置されたPCでテキスト入力し、プリンタを選んで印刷。ここは、通常の業務などの流れとなんら変わることはありません。

SmartSESAME印刷画面

[印刷]ボタンを押したら複合機へ。印刷した書類は、まだプリントはされていません。プリントするにはカード認証が必要だからです。デモ用のカードで認証すると、出力が完了です。

SmartSESAMEのデモ

この印刷の記録は、先ほどの“黒い箱”――NUCというインテル社製の超小型サーバーに保存されます。コンパクトサイズながら、多くの情報が保存できるとともに、ネットワーク構成を変更せずに設置できるという点にも注目でしょう。NUC

下記のように、印刷した記録が残されます(もちろん、印刷内容の表示も可能です)。これは、多拠点・複数・マルチメーカーの複合機の操作でも、すべてインターネット経由で一元管理され、操作記録をこの画面で閲覧することができます。

M's eyeレポート画面

ほかにも、月次の操作レポートを集計したり、印刷実績の推移を表示して分析に役立てることもできます。M's eye レポート画面

「紙の操作」をすべてインターネット経由で保存して業務に役立てる――一連の流れが、いとも簡単に理解できました。

今、企業、官公庁、自治体等では、ますます情報漏えい対策の重要性が高まっています。このようなIoTの考え方を取り入れ、あらゆる複合機のログ管理を実施していくことで、情報漏えい対策がさらに充実していくのではないでしょうか。このようなことがうかがえる展示でした。

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